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ゲーム風 勢力解説&天の御遣い就職情報

エクストラシナリオ『共に天を戴かず』

難易度は☆の数で表記
曹操が兗州、高順が幽州遼東郡を有している状態でスタート





曹操 難易度☆(超ヌルゲー)

言うこと無しの人材の総合商社。
荀彧、郭嘉、程昱、司馬懿は勿論、鄧艾や羊祜、杜預などの史実・演義の魏の初期から後期までのメンバーが勢揃い。
勿論、夏侯一族、曹一族もしっかりといます。
これでいて曹操本人もとんでもない能力を持っているのだから堪らない。
しかも内部の雰囲気は曹操を天下人へ、という一色。
これは曹操が頭を下げてお願いするなどのソフトな意味での人心掌握ができるようになった為。
名家・名士・豪商達からの資金・物資援助あり。
せいぜいの欠点は領地が狭いことくらいだが、すぐに拡大できるだけの力はあるのでほとんど問題とならない。
ただし、曹操の思考が袁紹、高順に向いているのでいきなりの南下は難しい。
といっても、この陣容ならまず負けることが考えられないので速攻で北を制した後、返す刀で南下しても問題はないだろう。

天の御遣いとして行っても大して活躍はできない。
未来知識は確かに有用だが、それ抜きに考えても元々いる人材で補えてしまう。
良くて有力な助言者程度にしかなれず、曹操やその家臣団にとって無くてはならない存在となることはできないだろう。




袁紹 難易度☆☆☆☆(やや難しい)

名門袁家。
その知名度と財力は諸侯の中で随一。
軍師として田豊、沮授などがおり、武官も顔良、文醜などのそこそこの人材は揃っている。
袁紹の得意分野であり、唯一曹操を上回る才能である外交を駆使して周辺諸侯を味方につけ、強固な曹操包囲網をしくことができるかどうか、北の高順をどう扱うかが分かれ目となる。
曹操を下せば次は孫堅か高順となるが、どちらも曹操程に強敵ではないので比較的簡単に倒せるだろう。


天の御遣いとして行けばかなりの活躍が望める。
だが、問題は袁紹をどう説得するかということにある。
彼女の信頼を得ることができれば後は比較的簡単に袁家で地位を築くことができるだろう。



孫堅 難易度☆☆(簡単)

江東の雄。
軍師に張昭や周瑜、陸遜など、武官には実娘である孫策や甘寧、太史慈などと人材は袁紹よりも揃っている。
しかし、その財力は他の諸侯よりは豊かとはいえ、曹操・袁紹に及ばない。
袁紹と曹操が争っている間に漁夫の利を狙うか、袁紹と組んで曹操と敵対するか、あるいは2人が争っている間に他地域を自身のものとし、勢力増大に努めるなどの選択肢がある。
幸いにも、曹操の目は袁紹、そして高順へ向いているのですぐに南下するということはまずない。
豊富な人材と高い自由度を存分に使えば天下を十分に狙える位置にある。

天の御遣いとして行けば袁紹陣営と同じく、かなりの活躍が望める。
とはいえ、袁紹を説得すればどうにかなる袁家とは違い、孫堅陣営はかなり閉鎖的。
天の御遣いの肩書きを持っていても、所詮は新参者。
成果を上げても疎まれる可能性は大いにあるが、一度身内と認められてしまえば極めて居心地が良い環境だろう。




高順 難易度☆☆☆☆☆(難しい)

西方より来たりし大いなる者……になれたらいいなぁ、と思うふたなり娘。
知名度は袁紹と同じ程度だが、こちらは悪い意味。
賈詡や呂布を筆頭に文武官共に一流揃いだが、如何せん数が少ない。
序盤から袁紹、曹操に狙われており、また他の諸侯とも羌族であることとその経歴から関係が悪い。
時間稼ぎをし、どれだけ高順の持つ未来知識をこの時代に反映できるかが勝負の分かれ目となる。
幸いにも、烏丸や五胡からは部族的対立を超えて尊敬されている為に援軍を頼もうと思えば頼める。
ただし、その場合、異民族の力を借りたという風評がついてまわってしまう為に後々のことを考えればよろしくない。


天の御遣いとして行くなら核地雷。
高順の完全記憶能力と蓄えた知識により、単純な知識という意味ではほとんど役に立たない。
だが、農業の専門家とか経済学者とか医者とかそういった専門的職業に就き、専門的知識を持っていた場合は極めて重用される。
これは高順の持つ知識が軍事関係に偏っている為だ。
専門的職業でない場合は知識が無くとも頭の回転が速く、物事を多面的に見られることが活躍する為の最低条件。
それも無理ならば肩書きだけの客寄せパンダになり、用済みとなったら消されるかもしれない。
しかし、高順の好感度を上げることで彼女と夫となれる可能性がある。
そうなった場合は消される心配は無くなるが、高順により後ろを掘られるというフラグが立つ。
色々な意味で危険なことに快楽を感じるドMな方はどうぞ。




その他諸侯 難易度☆(簡単――曹操につく場合) ☆×無限(終――それ以外) 

勝ち馬に乗るなら善政をしき、汚職を行なっている家臣を処刑した後、曹操へ贈り物をし、従属するのが一番危険が少ない……というか、これくらいしか方法がない。
それ以外の場合は曹操陣営による計略で、たちまちのうちに自分の陣営が瓦解していくという光景が見られるだろう。

天の御遣いとして行くなら普通に活躍できる。
どこもかしこも人材が足りないので、内政に軍事にと過労死寸前までこき使われるだろう。
ただし、結局は曹操につくしかない。





漢 難易度☆×100(ルナティック)

いわゆる朝廷。
一応は曹操も袁紹も孫堅も漢の臣であるが、孫堅や袁紹はともかく、曹操が漢に対してどう思っているかはもはや言うまでもない。
また、忠臣とされている袁紹や孫堅らも朝廷から見ればいつ反旗を翻すか分からない。
民衆ももはや漢は駄目だ、と感じており、かつての栄光はもはや無く、瀕死の龍。
人材はいるにはいるが、どいつもこいつも汚職に塗れている為に大半は使えない。


天の御遣いとして行くなら滅び行く国の悲哀を体験できます。
この時代の漢を建て直せるような人材なら21世紀で首相や大統領になっても十分やっていけます。




あなたが、あなた達が天の御遣いだ! 難易度☆×無限(クリアできたら歴史に名を残せます)

どこにも仕官せずに男一匹、あるいは女一匹、身一つで勢力を興すルート。
野心に溢れ、自分の才能に自信がある方はどうぞ。
資金はどうするか、人材はどこから持ってくるかなどなど問題は序盤から山積み。
最大の利点は勢力とならなければ諸侯から目をつけられないこと。
村や街などで少しずつお金と兵力を蓄えましょう。

しかし、序盤を凌いでも問題あり。
曹操と高順は自分達のどちらかが天下を得るに相応しいと確信している為、ある程度勢力が大きくなってくると2人が一時停戦し、同盟を組んで対抗してきます。
人材的には史実・演義の魏陣営+呂布・董卓陣営を相手に回す、オールスターゲーム。
無理ゲーの極みもクリアしてこそ天の御遣い。

諦めなければたぶん試合は続行です。
曹操と高順は諦めるまで……というか、死ぬまで殴り続けてきますが。


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