役の名前(大まかな読み)![]() 成立確率〔%〕 |
役の説明(間違いや補足ありましたら指摘いただければ訂正します) 初心者に分かりやすいように専門用語少なめ、初心者が触れやすい役の説明多めを意識しています。 (勘違いが多いとのことなので目立つように) ローカル役はイベント限定であり、常設ではないのでこちらのページでは省いています。 |
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立直(リーチ)![]() 45.1% |
鳴き(ポン、チー、誰かの捨て牌をもらうカン)をしていない状態で、あと1手で上がれる状態で宣言できる。 3枚セットを除いた待ちの形は、1枚のみ(単騎)か、ツーペア(シャボ)か、ワンペアと続き2枚(片面・両面)か、 6ペア+1枚(チートイツ)か、その他(特殊な役満の国士無双など)のみの形になる。 リーチ後の手替えはできないので、役を増やしたい時にはリーチしないという手もある。即リーチする必要はない。 (リーチ以外にドラしか役がない場合は、リーチしなければあがり牌が捨てられてもあがれない) 来た牌を捨てる(ツモ切り)・ツモ・ロン・暗カン(上がり牌に影響しないもの)・北抜き(3人麻雀限定)のみ可能。 点数計算で+1ハンできるかわりに、他のプレイヤーに警戒される諸刃の剣。玄人にはおすすめできない。 どうせ警戒されてもされなくてもやること同じなんだから初心者は素直にリーチしとけ! なお、鳴きもせずリーチもせずにあがりを待つことを「ダマ」という。 中国版表記:立直 英語版表記:Riichi (英語のreachが語源説があるが完全に誤りである) |
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断幺九(タンヤオ、タンヤオチュー)![]() 21.4% |
ヤオチュー牌と呼ばれる「1、9、字牌」を一切使わずに役を作ること。たいてい初心者におすすめされるお手軽。 説明を見ると難しく感じるけど、実際にはかなり揃いやすい。玄人でもタンヤオのみはありがち。 雀魂ではポンチーカンして作るタンヤオのいわゆる「クイタン」はアリとなっており、 役牌と同じく速攻であがる手段の有力な一つとして数えられている。 中国版表記:断幺九 英語版表記:All Simples |
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門前清自摸和(ツモ、メンゼンチンツモホー)![]() 17.6% |
一度も他人から牌をもらわずに自力で揃えてあがると成立。 ポンもチーもダメだし、あがり牌を誰かからもらうとロンになって役にはならない。 カンも誰かからもらうの(明カン・ミンカン)だとアウトだけど、 自力で4枚揃えるの(暗カン・アンカン)ならしてしまっていてもツモは成立セーフ。 中国版表記:门前清自摸和 英語版表記:Fully Concealed Hand |
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役牌:自風牌(ジカゼ、ヤクハイ:ジカゼハイ)![]() 40.0%(5種合計) |
ターンごとに変わる自分の方角と同じ牌を3枚揃えると成立。 ポンしてもいいので、場風(下を参照)や三元牌(白発中)同様に特急券と呼ばれることもある。 鳴ければ最速上がりルート、鳴かれたら要警戒である。 中国版表記:自风牌 英語版表記:Seat Wind |
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役牌:場風牌(バカゼ、ヤクハイ:バカゼハイ)![]() 40.0%(5種合計) |
局ごとに変わる場の方角と同じ牌を3枚揃えると成立。だいたい東、もしくは南。 ポンしてもいいので、自風(上を参照)や三元牌(白発中)同様に特急券と呼ばれることもある。 鳴ければ最速上がりルート、鳴かれたら要警戒である。 中国版表記:场风牌 英語版表記:Prevalent Wind |
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役牌:三元牌(ハク・ハツ・チュン、ヤクハイ:サンゲンハイ)![]() 40.0%(5種合計) |
三元牌とまとめられがちだけど、役としては白・発・中と別々に扱われる。 同じのを3枚揃えれば成立するが、1枚ずつ揃えてもワンセットにはならない。 中国版表記:三元牌 英語版表記:Dragons |
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平和(ピンフ)![]() 19.9% |
同じ牌2枚(対子・トイツ)が1つと、続き牌(順子・シュンツ)4セットで上がると成立するが 一度でもチーしてしまうと役が消えてしまう。 テンパイ(あがり一歩手前)ではワンペア+隣り合った2枚(12と89以外)の状態になる。 隣り合った2枚の両側が上がり牌。片側しかない場合はピンフは成立しない。 また、ワンペアが字牌でもかまわないが、自風、場風、三元牌の場合はピンフは成立しないので要注意! 中国版表記:平和 英語版表記:Pinfu |
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一盃口(イーペー、イーペーコー)![]() 4.75% |
完全に同じ続きもの(順子)が2つある状態。 こちらも一度でもポン・チー・カン(暗カン除く)してしまうと役が消えてしまう。 ピンフとも相性がいいが、狙って作る役ではない。1ハンで軽いし。 344556みたいな時に3か6がくるのをのんびり期待しよう。 ちなみに同じ続きものが3つあったらそれはただの三暗刻(サンアンコ)です。 リャンペーに進化したり、三色同順と同時にできるとけっこう気持ちがいい。進化融合してもやっぱり安いけど。 中国版表記:一杯口 英語版表記:Pure Double Sequence |
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槍槓(チャンカン)![]() 0.05% |
カンした牌があがり牌だった場合(条件あり)に成立。 ・手札だけのカン(暗カン・アンカン)=×(ただし、例外として国士無双に限っては暗カンでも可能) ・手札に3枚あって追加で1枚鳴いてカン(明カン・ミンカン)=× ・ポンしたものに手札をくわえてカンにする(加カン・カカン)=○ 狙ってできない上に安いけど、できるとちょっと気持ちいい役。 上級者同士だとよほど殴り合いでないと成立しないので、ある意味で初心者同士限定かもしれない。 中国版表記:枪杠 英語版表記:Robbing a Kan |
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嶺上開花(リンシャン、リンシャンカイホー)![]() 0.28% |
カンして1枚引いてきた牌でツモできれば成立。カンは暗カンでも明カンでも加カンでもよい。 事前にポンやチーなどで鳴いていても、ツモは消えるけどリンシャンは成立する。 咲-Saki-という作品のおかげですっかり有名になってしまったマージャン役だが、 実際にやってみると、狙う以前にまずカンできる状況がそうそう無いという現実に叩きのめされる……。 中国版表記:岭上开花 英語版表記:After a Kan |
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海底撈月(ハイテイ、ハイテイラオユエ)![]() 0.31% |
ターンの一番最後の一枚でツモると成立。 必然と最後の1枚を取れるのは場の一人だけなので、 ポン・チー・カンなどでずらさない限りは狙って取ることはできない。 ずらしても上がられてしまったら取れないので、他人の手が進まないように封じなければならない。 また、残01の状態でカンまたは北抜きをし、残00の状態でリンシャンをあがった場合、 リンシャンは成立するが、ハイテイは成立しない(常にどちらか片方であり、複合はしない)。 原理についてはこちらを見るとなんとなく分かるかもしれない。ちょっと難しい。 分かりやすく言うと、リンシャン牌はワンパイの一部なので持ってくる「場所」が違うのである。 中国版表記:海底捞月 英語版表記:Under the Sea |
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河底撈魚(ホーテイ、ホーテイラオユイ)![]() 0.63% |
最後に捨てられた1枚でロンすると成立。 ハイテイと混同してホーテイラオユエと呼ぶ人が後を絶たない。 一発(下を参照)同様に警戒されることが多いので、 ハイテイよりは取りやすいものの、やはりそう簡単に取れる役ではない。 流局時のノーテンの支払いを避けるために、終盤にむりやり鳴いてテンパイだけ作るパターンは多く、 そういった「形式テンパイ(役無し)」に対してホーテイのみが成立する恐れがあるので注意が必要。 中国版表記:河底捞鱼 英語版表記:Under the River |
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一発(イッパツ)![]() 10.2% |
リーチをしたあと、誰かが鳴くか自分が牌を捨てるまでの間に上がれば成立。 言い換えれば「リーチ前提」「鳴かれたらアウト」「ロンでもツモでもOK」 イッパツでツモると「パッツモ」と呼ばれ、最低3ハンなので美味しい。 あえてポン・チー・カンすることで一発を消すのも定番。リーチ牌で鳴くとすぐ隣の危険牌も処分できてオトク。 サンマ(3人麻雀)では北抜きでも一発消しになるが、それを狙ってキタ待ちリーチする上級者もいるもよう。 中国版表記:一发 英語版表記:Ippatsu |
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ドラ(ドラ)![]() ???% |
厳密にはこれは役ではないので、ドラのみでは上がれない。 ドラは左上に表示されている牌の次の牌。2萬だったら3萬、9玉だったら1玉。 字牌は「東→南→西→北→東」「白→発→中→白」のようになる。 ぶっちゃけゲーム上ではキラキラ光ってるからすぐ分かるよ! なお、ドラという呼び方は中国ではなく英語由来のようである。 中国版表記:宝牌 英語版表記:Dora |
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赤ドラ(赤ドラ)![]() ???% |
厳密にはこれは役ではないので、ドラのみでは上がれない。 萬(マンズ)、玉(ピンズ)、竹(ソーズ)のそれぞれの5に1枚ずつ存在する。 (中国読みで)5=ウーであることから「赤ウー」とも呼ばれ、表示ドラと関係なくドラとして計算される。 左上のドラ表示牌が4だった場合、同じ種類であれば赤ウー1枚でドラ2として計算されることになる。 中国版表記:紅宝牌 英語版表記:Aka Dora |
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抜きドラ(抜きドラ)![]() ???% |
厳密にはこれは役ではないので、ドラのみでは上がれない。 3人麻雀(サンマ)の時のみ適用。北を所持していた場合に単独で抜くことでドラとして計算される。 抜かなければドラとして扱われない。 (抜いた牌はポンやチーと同じ位置に置かれて、誰でも枚数が見れる状態になる) なお北抜きは鳴きの一種であるため、手軽な一発消し(リーチ直後に北を抜く)に常用されることもあるが、 加カン(ポンしたものに1枚加えてカンにする)と同じ処理なので、チャンカン扱いのリスクがあるので注意。 なお、雀魂ではチャンカンの役は付かないので、北抜きからロンする場合にはそれ以外の役が必要。 ちなみに、加カンと似たような挙動ではあるが、 そもそも他人の牌を取っていないことから、面前清の扱いでありリーチ宣言は可能である。 抜くタイミングだが、素人は即抜きを推奨。 これによってダブルリーチや地和や九種九牌などを妨害できるので、 1巡目に自分の風が東か南であれば抜く価値は大いにある。 中国版表記:北宝牌 英語版表記:Dora Kita |
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裏ドラ(裏ドラ)![]() 14.7~35.7% 3人麻雀=約39% |
唯一プレイヤーの手の外に存在する。 リーチをかけてツモかロンであがった場合にのみ出現し、点数計算画面で初めてめくられる牌。 ドラ同様に表示の次の牌が裏ドラになるので注意。 中国版表記:里宝牌 英語版表記:Ura Dora |
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ダブル立直(ダブルリーチ)![]() 0.19% |
最初の自分の手の時にリーチした場合に、特別にダブルリーチになる。 この時、自分の順番が回って来る前に誰かがポン・チー・カン・北抜きしているとただのリーチになってしまう。 中国版表記:两立直 英語版表記:Double Riichi |
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三色同刻(サンショクドウコウ)![]() 0.05% |
同じ数字で同じ3枚を3種類(萬・玉・竹)揃えると成立。他人の牌でポン・カンしてもよいが、それでも難易度の割に安い。 トイトイ(鳴いてもよい)やサンアンコ(鳴かずに揃える)とも相性がよく、複合しやすいが どちらかというとこの2種類のついでに同刻が付いたとなる場合が多い。 サンショクと略すと基本的に「三色同順」のことである。 中国版表記:三色同刻 英語版表記:Triple Triplets |
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三槓子(サンカンツ)![]() 0.005% |
自力でカンを3つ作って上がると成立。他人の牌でカンしてもよい。 ただし、他の人が追加でカン1つしていた(後からされた)場合はスーカンラ(流局条件を参照)で即流局してしまうので、 難易度の割には安いし、無理に目指す役でもなかったりはする。たいていスーカンツ(役満)崩れ。 中国版表記:三杠子 英語版表記:Three Quads |
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対々和(トイトイ、トイトイホー)![]() 3.92% |
4つの同じ3~4枚(コーツ・カンツ)とワンペアの形になると成立。他人の牌でポン・カンしてもよい。 と言うかトイトイが付く時はたいてい、ポン連打からの上がりの場合が多い。ポン2回されたら警戒。 ポンもヤオチュー牌(1とか9とか字牌)を含んでいない場合はタンヤオの可能性もあり、手替えによる横移動はしやすい。 スーアンコ崩れの加速の結果ということも。サンアンコと両立は可能。チートイツが揃わないので終盤鳴いてトイトイ狙いはよくある。 中国版表記:对对和 英語版表記:All Triplets |
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三暗刻(サンアンコ)![]() 0.76% |
自力で揃えた同じ3枚(アンコ)が3つあれば成立。余り牌の部分で1回までなら鳴いてもセーフ。 スーアンコに発展したりトイトイが複合したりなど意外と相性のいい役が多い。 中国版表記:三暗刻 英語版表記:Three Concealed Triplets |
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小三元(ショウサン、ショウサンゲン)![]() 0.15% |
白・発・中の3種類で3枚+3枚+2枚が揃うと成立。どこが2枚でもよい。鳴いて揃えてもよい。 待ちパターンとしては、 1.2種類を3枚揃えて、残りを1枚の単騎(鳴きで揃えてもいいが警戒はされる、すでに場に1~2枚出ていると待ちとしては強い) 2.1種類を3枚揃えて、残りの2つで2枚ずつで待つ(三元牌があまりに場に出ていないと警戒されるのでリーチかけにくい) 3.2種類を3枚揃えて、残りを2枚+ワンペアか隣同士(待ちが三元牌以外になるので有利だが大三元に手を伸ばしたくもなる) 中国版表記:小三元 英語版表記:Little Three Dragons |
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混老頭(ホンロー、ホンロートー)![]() 0.08% |
ヤオチュー牌(1と9と字牌)だけで上がると成立。 チャンタと違ってチーが不可能なので、必然とトイトイやサンアンコなどが複合しやすい。 どちらかと言えばトイトイやサンアンコを狙った結果ホンローも付いたという方が多い。 ちなみに字一色同様にチートイツでも成立するので、こちらの方が可能性は高いかもしれない。 中国版表記:混老头 英語版表記:All Terminals and Honors |
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七対子(チートイツ)![]() 2.52% |
7種類のペアを作って上がると成立。必然と待ちは6ペア+1枚の単騎待ちになる。 「ペアを揃える」という役である以上、ポンなどしてしまうと成立しない。 また7「種類」なので、同じのが4枚である場合は6種類以下になってしまって成立しない。(参考1・参考2) 他人がリーチしたりした場合に、牌が2枚ずつあることが多くて危険牌回避の防御力に優れ、 手の建て直しもそれなりに早いが、上がれる牌が最大で3枚しか存在しないので攻撃力には乏しい手。 安易に揃ってしまうので初心者は狙いがちだが、攻めしか考えない序盤はあえて「狙うな」とベテランから言われやすいので有名。 とくにリーチとは相性が悪いので、ダマをおぼえると一気に光が差す手である。 ……とはいえ、複合できる役はリーチ・一発・ツモ・ドラ・タンヤオ・ホンロートー・ホンイツ・チンイツ・字一色くらい。 発祥は中国ではなく英語圏とも言われる、数少ない舶来役の一つである。 中国版表記:七对子 英語版表記:Seven Pairs |
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混全帯幺九(チャンタ、 ホンチャンタヤオチュー) ![]() 1.24% |
全ての3枚組に必ずヤオチュー牌(1と9と字牌)がからむと成立。ポン・チー・カンして揃えると1ハン。 111、123、789、999、字牌3枚、ヘッドなら字牌2枚か11か99、のどれかになる。 字牌が無ければ純チャンタで3ハンにアップできるし、 数字を上手く111と999にできればホンロートイトイやサンアンコも見え(字牌が無ければチンローで役満)、 数字部分で上手く揃えば、イーペーコーで+1ハン、三色同順や同刻で+2ハン、も可能など発展の手が多い。 中国版表記:混全带幺九 英語版表記:Half Outside Hand |
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一気通貫(イッツー、イッキツーカン)![]() 1.75% |
萬・玉・竹のどれでもいいので123+456+789で揃えると成立。ポン・チー・カンして揃えると1ハン。 残りも続き3枚+ワンペアにできればピンフも複合可能。寄り沿いでイーペーコーも同時に可能なのでダブりも安易に捨てないこと。 1枚ずつ揃えるのではなく、あくまでも組み合わせが3つ必要なので、テンパイ時の待ちに要注意である。 12345678で待った場合には、9の時にだけ成立。3か6が来てしまうとアウト。 12345678999+ワンペアでも、9の時にだけ成立。3か6が来てしまうとアウト。 絡みで待ちが増えた場合に他が先に来る可能性を残すか排除するかはお好みで。 中国版表記:一气通贯 英語版表記:Pure Straight |
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三色同順(サンショク、 サンショクドウジュン) ![]() 3.46% |
萬・玉・竹の3種類で同じ続き3枚があると成立。ポン・チー・カンして揃えると1ハン。 残りも続き3枚+ワンペアにできればピンフも複合可能。寄り沿いでイーペーコーも同時に可能なのでダブりも安易に捨てないこと。 鳴く際に123と789はチャンタとサンショクとホンイツが警戒されるので、 2~8の鳴きよりも注目されやすいことに注意。はじっこで2色鳴いたらツモのみの覚悟が必要。 中国版表記:三色同顺 英語版表記:Mixed Triple Sequence |
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二盃口(リャンペー、リャンペーコー)![]() 0.05% |
イーペーコーを2つと、ワンペアの牌で完成。 リーチ形は、イーペーコー+ワンペア+あと一枚でイーペーコーと、 イーペーコー+イーペーコー+単騎の2通りがある。チーで揃えると成立しない。 役の組み合わせとして、ピンフやタンヤオやチンイツは同時に成立するが、 イーペーコーやチートイツは同系列のために、点の高いリャンペーコーが優先される(高点法)。 チートイツと違って、イーペーコーの牌とワンペアの牌が同一(計4枚)であっても成立する。 中国版表記:二杯口 英語版表記:Twice Pure Double Sequence |
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純全帯幺九(ジュンチャン、ジュンチャンタヤオチュー)![]() 0.38% |
全てのアンコ(同一3枚)とシュンツ(続き3枚)のセットに1か9が含まれ、字牌が存在しないと成立。 字牌がある場合には混全帯幺九(チャンタ)となる。鳴いて揃えると2ハンになる。 1つのトイツ(ワンペア)さえ含んでいれば、他がアンコ・コーツ(同一3枚)でもシュンツ(続き3枚)でもかまわない。 中国版表記:纯全带幺九 英語版表記:Fully Outside Hand |
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混一色(ホンイツ、ホンイーソー)![]() 6.31% |
萬・玉・竹のどれか1種と字牌だけで上がると成立。 字牌がない場合にはチンイツ(清一色)になる。鳴いて揃えると2ハンになる。 中国版表記:混一色 英語版表記:Half Flush |
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清一色(チンイツ、メンチン、チンイーソー)![]() 0.94% |
萬(マンズ)、玉(ピンズ)、竹(ソーズ)のどれか1つだけで手を完成させると成立。 ポン・チー・カンで揃えることもできるが、(ロン以外で)他人の牌が混ざると5ハンに下がる。 通称はチンイツだが、鳴かずの上がりを「メンチン」、鳴き上がりを「チンイツ」と区別されることが多い。 鳴いて揃えても最低でも満貫。ドラなど他の役と複合することも多くて美味しいが、 捨て牌から染めていることが容易に分かるため、防御力投げ捨てに等しくて素人にはお勧めできない。 中国版表記:清一色 英語版表記:Full Flush |
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流し満貫(ナガシマンガン)![]() 東南=0.93%、西北=1.69% (鳴きが入らなかった場合) 通説では0.02~0.03% |
流局した時点で、以下の2つの条件を同時に満たす場合に成立。 1.自分の捨て牌が、1か9か字牌(ヤオチュー牌、全13種)のみである 2.自分の捨て牌が誰にも一度も鳴かれなかった (なお、自分が鳴いてしまっても捨て牌さえ揃えば成立するが、必要枚数が増えることがあって難易度は上がる) 他者の捨て牌や鳴き状況は一切考慮せず、自動的にツモの満貫(東=親は12000、他=子は8000、サンマはツモ損が乗る)として処理される。 ごくまれに複数の人間が流し満貫を成立する場合がある(最大で3人が可能)が、 (意図的に流し満貫にできる闇夜の戦ルールでは)相互差し引き計算として処理された。 (ちなみに通常の段位戦では不可能であるが、4人全員の流し満貫では収支が完全にゼロであることも確認された) いろいろな計算上、狙って取るほどの価値はないし、なかなか取れるものでもない。 上がり役ではあるがあくまでも流局なので、次の局の親は直前の親がテンパイであったかどうか?で判定される。 そして、珍しく日本生まれのローカルルールから昇格した役でもある。 中国版表記:流局满贯 英語版表記:Mangan at Draw |
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天和(テンホー)![]() 0.0003025% 3人麻雀=0.0009459% |
親(東)が最初の自分の手の時に上がれる状態だった時に成立。 ゲーセンの麻雀ゲーにありがちな誰にも邪魔できない最強手段。 (そう言えばアレ、最初に電源を入れた瞬間からの経過時間で確率が上がるらしいですね。半年もすれば確率カンストして最強らしい) また、天和では手牌とツモ牌の区別がないため、国士無双は必ず13面待ちになり、四暗刻は必ず単騎待ちになり。 (純正九蓮宝燈の画像が合成の偽物であるとの指摘がありましたので削除しました。画像はないですが理屈としては3倍役満にはなるはずです) つまり、国士無双・チューレン・スーアンコの形であれば必然と3倍役満になるということになる。(高点法による) 中国版表記:天和 英語版表記:Blessing of Heaven |
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地和(チーホー)![]() 0.00158% |
子(東以外)が最初の自分の手の時に上がれる状態だった時に成立。 ただし、自分の順番が回って来る前に誰かがポン・チー・カン・北抜きしているとただのツモになってしまう。 中国版表記:地和 英語版表記:Blessing of Earth |
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大三元(ダイサンゲン)![]() 0.039% |
白・発・中を3枚ずつ揃えて上がれば成立。鳴いてもいいしカンでもいい。 上級者いわく「2種類鳴いていても大三元まではそれほど警戒しない」とのこと。 むりやり単騎待ちだと当たっても小三元だし、3種類目は2枚止まりだとヘッド(待ちの時のワンペアの方)になりがちだし、 大三元を狙っていてもだいたいは小三トイトイあたりに落ち着いてしまうのが現実的なところ。自力で7枚あったら全力で押していい。 なお、雀魂では責任払い(パオ)が実装されている。 中国版表記:大三元 英語版表記:Big Three Dragons |
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四暗刻(スーアンコ)![]() 0.049%(単騎含む) |
同じ3枚を鳴かずに4セット作ってツモ上がりすると成立(自力4枚の暗カンならばセーフ、あくまでも明カンと加カンがアウト)。 また、2枚+2枚の状態でロンだとサンアンコになってしまう(アンコは自力で3枚揃えるのが条件のため)。 同じ3枚×3セット+2枚+2枚の状態を、別名で「ツモスー(ツモすればスーアン)」とも呼ぶ。 3+1枚のスーアンコ単騎状態ならロンでもスーアンコ確定の上、単騎扱いでダブル役満ということになる。 役満の中では一番確率が高いと言われているけど、役満なだけあってやっぱりそうそう出るものではない。 中国版表記:四暗刻 英語版表記:Four Concealed Triplets |
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字一色(ツーイーソー)![]() 0.008% |
字牌(東南西北・白発中)だけを使って手を作れば成立。 字牌ゆえに必然的に同じ3枚(コーツ)で揃える必要があるが、スーアンコと違ってポンやカンが可能。 大小スーシーホー、サンアンコ・スーアンコ、ホンイツ、ホンロー・チンロー、トイトイ、など派生や上下互換が非常に多い。 最大の例外として、チートイツ派生の「東東南南西西北北白白発発中中」も字一色として成立する。 チートイ字一色は「大七星」や「七福星」と言う別名でダブル役満扱いするローカルルールもあるが、雀魂では字一色として役満処理になるようだ。 中国版表記:字一色 英語版表記:All Honors |
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緑一色(リューイーソー)![]() 0.0011% |
竹の23468と発だけで手を作ると成立。発が無くてもよい。 234で続き3枚を作るのもOKだし、ポン・チー・カンしても成立する。 2鳴きくらいまでならホンイツかタンヤオに見えなくもないので、できると意外とびっくりする。 由来は中国にも日本にもなく、れっきとしたアメリカ生まれの舶来の役である。 中国版表記:绿一色 英語版表記:All Green |
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清老頭(チンロートー)![]() 0.00181% |
1と9のみで手牌を作って上がると成立。ホンローでも難しいのにできるわけがない! 鳴いても成立する上に、1~2鳴きならチャンタやジュンチャンとも見られがちだが、どちらにしても1と9は出にくくなるし そもそも初心者相手であるほどタンヤオに寄りがちで、1と9は最初に捨てられやすいので、 まさに配牌の偶然や運がよければという役ではある。 中国版表記:清老头 英語版表記:All Terminals |
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国士無双(コクシムソウ)![]() 0.043% |
ヤオチュー牌(1と9と字牌)13種全部+13種のどれか1枚の形になると成立。 牌の形からしてまず鳴いて揃えると言うことができないのと、捨て牌から安易に予想されやすい。 真ん中の牌から捨てていくので、先にリーチなどされても防御力には優れる。同じのを2枚までなら持っていいので、そこも有利な点。 字牌をポンされた時点で急激に雲行きがあやしくなったりもするが、見た目がかっこいいロマンなので誰もが目指したがる役。 10種11枚からのスタートでも確率的には不利というくらいなので、素直に九種九牌で流しておく勇気も必要である。 ちなみに九種九牌からツモできる確率は3.52%、11種11牌あたりが分岐点になりそうである。 なお、唯一暗カンからロンできる役でもあり、その場合の演出はここが飛んで行く。 中国版表記:国士无双(國士无雙ではない) 英語版表記:Thirteen Orphans |
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小四喜(ショウスーシー)![]() 0.012%(大四喜含む) |
東西南北のうち3つを3~4枚、残りの1つをワンペアにして上がると成立。ポン・チー・カンしてもよい。 よほど運が良くなければたいていは鳴いて揃えることになるが、2~3鳴きしても意外と警戒はされにくい。 どちらかと言えば字一色をまとめて警戒される程度で、押している時には役満回避で握っておりるというのはあまりない。 難易度が高いだけに警戒も薄いので、2鳴き+手元1揃いくらいならガンガン押してもよさそう。 中国版表記:小四喜 英語版表記:Four Little Winds |
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四槓子(スーカンツ)![]() 0.000234% |
4回カンをした上で上がれば成立。誰かのを鳴いても自力4枚でもポンに1枚の加カンでもよい。 他の人に1回でもカンされると成立しないため、意外と阻止率の高い役。 サンカンツからの瞬発力が命であるが、必然と裸単騎になるので難易度は高い。リンシャンを祈れ。 中国版表記:四杠子 英語版表記:Four Quads |
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九蓮宝燈(チューレンポートー)![]() 0.00045% |
萬・玉・竹のどれかで「1112345678999+どれか1枚」の形で上がると成立。ポン・チー・カンするとただのチンイツになってしまう。 形が限られているだけで、チンイツの延長上と考えてもいい。 きちんと分解していけば分かるけど、この形であれば自然とどこに1枚あまってもちゃんと通常の手作りルールに沿って揃っている。 あくまでチンイツ上でこの形になれば繰り上げ役満になるに過ぎない。 上がると死ぬともっぱらの噂だが、そもそも人はいつか死ぬ(笑) ちなみにチューレンで有名な小島武夫プロは、2018年に亡くなるまでに生涯で5回も上がっているそうな。 (いや、彼の生命力と運があまりに高すぎて、倒すのに5回も要したと考えるべきなのか(汗) 彼の映像として記録に残っている一番華麗な九蓮宝燈もごらんください。 中国版表記:九莲宝灯 英語版表記:Nine Gates |
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四暗刻単騎(スーアンコタンキ)![]() 0.049%(ツモスー含む) |
リーチ可能時点で自力の同一3枚(アンコ)が4つ揃ってスーアンコが確定した状態から上がると成立。 上がりの形は13枚+ツモ1枚の14枚なので必然と単騎待ちになる。 スーアンコとの違いは、最後の待ちで2+2枚(上がり牌は最大で2+2枚)か3+1枚(上がり牌は最大で3枚)かでしかない。 スーアンコと同じく、ポン・カンをした時点で成立しない(カンをするとアンコではなくカンツになってしまうため)。 中国版表記:四暗刻单骑 英語版表記:Single-wait Four Concealed Triplets |
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国士無双13面待ち(コクシムソウジュウサンメンマチ)![]() 0.043%(国士合計) |
国士無双の牌13種を全て1つずつ持っている状態から上がると成立。 国士無双はポンやチーで揃えることができないので、必然と面前(鳴かずに揃えていく)の手になる。 あえてダブりを全部捨てていくことで、フリテンからツモるのは超上級テクニック。 中国版表記:国士无双十三面 英語版表記:Thirteen-wait Thirteen Orphans |
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純正九蓮宝燈(ジュンセイチューレンポートー)![]() 0.00045%(九蓮宝燈合計) |
萬(マンズ)、玉(ピンズ)、竹(ソーズ)のどれか1つだけで1112345678999の状態で待って、あがると成立。 これはチューレンが「定形+どれか1枚」という形であるため。ゆえに純正は9面待ちとなる。 ポンやチーで揃えても成立はしない。 中国版表記:纯正九莲宝灯 英語版表記:True Nine Gates |
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大四喜(ダイスーシー・スーシーホー)![]() 0.012%(四喜和合計) |
東西南北を3枚ずつ+何かをワンペアの状態で上がると成立。 東西南北を揃えるのに、ポンやカンをしても成立する。 なお、雀魂では責任払い(パオ)が実装されている。 中国版表記:大四喜 英語版表記:Four Big Winds |
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四風連打(スーフーレンダ)![]() 0.12% 南視点=0.99% 西視点=8.01% |
誰もポン・チー・カンをしないままで、最初に4人が同じ風牌を出すと成立。 東西南北に限るので、他の牌で4人揃っても流局にはならない。4人必要なため3人麻雀では成立しない。 運がよければダブルリーチすら流せるらしい(このあとめちゃくちゃ流局した)。 確率上は全員が1枚ずつ持っている確率は0.929%だが、それが場風・自風・ドラの場合が必ずある。 また手牌が悪ければ流局条件に乗せたがるが、手牌が良ければ当然拒否される。 そういった各位の事情が合わさるので実際の成立率はもっと低いのである。 中国版表記:四风连打 英語版表記:(All players discard the same wind in the very first round) |
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四槓了(スーカンラ)![]() ???% |
2人以上でカンを4回以上すると成立。一人で4回ならスーカンツもあるのでセーフ。 四開槓(スーカイカン)とか四槓散了(スーカンサンラ)という呼び方が一般的かも? ちなみに、ゲーム中でも流局時の表示は「四槓散了」になっていました。 成立条件は(カン宣告して牌を倒した瞬間ではなく)捨て牌して次の人の手番になった時点なので、 いわゆる「もいっこカン!」で5回目のカンをすることは理論上可能。(その場合はドラは増えずに牌も通常の山から持ってくる) 優先順位としては、嶺上開花>捨て牌をロン>四槓了となる。 なお、成立時点で即時流局のため、ハイテイでの4回目のカンによって流し満貫を無効にできる。 中国版表記:四杠散了 英語版表記:fourth kan |
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九種九牌(キュウシュキュウハイ)![]() 1.121% 3人麻雀=9.59%(参考) |
誰かが鳴く前で、最初に牌を引いた時点で、1と9と字牌が9種類以上あれば成立。 正式名称は九種ヤオ九牌倒牌(キュウシュ・ヤオチューハイ・トウハイ)といい、1と9と字牌が9種類という意味である。 ゆえに九種十牌などといった表現は誤りであるが、慣例として定着してしまっているので、プロでも勘違いされやすいらしい。 ちなみに、国士無双は10種11牌から始めても期待値的にも不利らしいですよ? 手順が来るまでに鳴き(ポン・チー・カン・北抜き)をされた場合には倒せないので、泣きながら必死になんとかしよう。 中国版表記:九种九牌 英語版表記:nine different terminals and honours |
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四立直(スーリーチ)![]() ???% |
4人全員がリーチをかけると流局に。もちろんノーテンリーチは不可。 四家立直(スーチャリーチ)という呼び方が一般的かも? ちなみに、ゲーム中でも流局時の表示は「四家立直」になっていました。 4人目がリーチをかける→ロン判定→四家立直判定→リーチ棒を出す と言う順番なので、 ロンされれば流局せず、流局になると4人目のリーチ棒は置かれないが次局時点できっちり回収される。 次局では左上にリーチ棒が4カウント増え、局は進まずに1本場追加される(成立時点で親が必ずテンパイのため)。 オーラスで親がトップだった場合に終局するかどうかは調査中。 中国版表記:四家立直 英語版表記:(After all four players have declared riichi, in which case all players are obliged to show their tenpai hands) |
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